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その肌表面のベタつき、保湿成分の潤いでしょうか?

作成日:2021.10

化粧水はほとんど水?

「化粧水はほとんど水」そんな言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。

サラサラとしたテクスチャのものは保湿力が低く、トロミのあるテクスチャのほうが保湿力が高い。そう思っている方も多いかもしれませんね。

しかし、サラサラでもトロトロでも、つけ終わった後に肌表面がサラっとしているものと、ベタつきが残るものがあることは事実。

では、この違い、一体なんでしょうか?

肌に与えるべきは水分ではなく「保湿成分」

そもそも、化粧水に限らず、基礎化粧品であるジェルや美容液など、「ほとんどが水」と言われてしまう本質的な理由には、配合できる量にルールがあったり、実際多く入れてしまうと使用感に大きな影響が出てしまったりすることがあげられます。



「医薬部外品」と呼ばれる化粧品類に含まれている有効成分には、配合量に上限や組合せのルールがあり、医薬部外品の化粧品でなくても、実際、機能性を持った成分の必要量を考えると、大半の成分は、1%以下であることが多いようです。
つまり、水ばかり、ということなのではなく、総容量に対して配合できる量や、十分と考えられる量には決まりがあり、多ければよいというわけではない、ということです。

「本来、肌に補給するのは水分ではなく保湿成分。水分の大半は蒸発してしまうが、微量の保湿成分が水分を保持してくれることでお肌が柔らかくなる」
スキンケア商品の開発をされている方が、そう仰っていました。
わずかな量に思えたとしても、その働きを考えると妥当な量であることも多いということですね。

逆に、多く入れてしまえば、化粧水やジェルとして成り立たなくなるようなテクスチャになってしまうということでもあります。


それ、本当に保湿成分の潤いですか?

「保湿成分」と呼ばれるものには、本当に多くの種類があります。
それぞれの成分に特性があり、用途も様々です。
ベタつきやすいものもあれば、さらっとしているものもあります。

肌の表面にしっかりと潤いが残っているから、ベタっとしている。
ちょっとベタつきを不快に感じても、そんなものだと思って使っていること、ありませんか?



そんな時、少し考えてみて頂きたいのが、それは、保湿成分の潤いなのか?ということです。

化粧品は3つの成分で成り立っている



化粧品を大きく構成している成分は3つ。
「水性成分」「油性成分」そして「界面活性剤」です。

簡単に言えば、水と油でできており、それを1つにするためには、水と油を混ぜる働きのある界面活性剤が必要となるのです。

界面活性剤というと、悪者に捉えられがちですが、私たちの身近なところには、天然の界面活性剤が働いてできているものが多くあります。

たとえば、卵と酢、食用油でできているのがマヨネーズ。
これは、卵に入っている「レシチン」という界面活性剤の働きによって、酢という水分と油が乳化されてできます。

また、母乳は、赤ちゃんに必要な水分と脂質をバランスよく、無理なく摂取できるようにガゼインという界面活性剤によって乳化されています。

これと同じように、化粧品も水分と油分を混ぜて1つのものにするために、界面活性剤や界面活性作用のある成分が必要となってきます。

しかし、この界面活性剤は、非常にベタベタした性質を持っており、配合量が多くなると、ベタっとした質感や、泡立ちの原因になったりもします。

油分の配合量が増えれば、界面活性剤の配合量が増える

油性の成分が増えれば増えるほど、界面活性剤の働きが必要となるため、その配合量は増えていきます。

例えば、よい香りをつけるために天然の香りである「精油」を配合しようと考えたとします。

精油という油を配合するには、その10倍程度の界面活性剤が必要と言われ、精油1%に対して、10%程度の界面活性剤が必要になります。



さらに、界面活性剤には、防腐効果を弱らせる働きがあるため、界面活性剤が増えれば、防腐剤も増やす必要が出てきてしまいます。

これは、良し悪しではなく、欲しい機能を追加するために、必要になってくること。その化粧品の何を重視するかによって、それぞれの配合量に大きな差が出るということです。

ここで知って頂きたいのは、肌表面にベタつきが残るものの場合、それは、本当に保湿成分によるものだけではなく、実は、界面活性剤の質感として感じている可能性がある、ということです。

私たちの選択と、無香料と界面活性剤フリーにこだわるワケ

私たちが商品を開発していく際には、お客様からのお声をできるだけ取り入れたいと考えています。

その中に「香りをつけて欲しい」というご意見や、「香りがあったらもっとよかった」というお声を頂くことがあります。




実際に企画・開発していく中で、保湿製品に香りをつけようと試作したことがあります。

合成香料は、環境ホルモンに類似した働きを持ち、体に悪影響を与えるというデータがあるため、選択肢には入れず、天然の香りを選び、精油を配合しようとしたことがありました。

しかし、配合したものと、そうでないもののテクスチャの違いがあまりにも大きく、驚いたことがあります。このベタベタは何?と。

そしてそれは、界面活性剤が入っているか否か、の違いからくるものでした。

男性向けの化粧品を作ってきた私たちは、男性は化粧品によるベタつきを、心底嫌がられることを知っています。

お客様からのお声であった「香り」を諦めてでも、テクスチャを優先する判断を続けている理由は、ここにあります。

不要な界面活性剤を使わなくてすむ処方をすること、必要なものとはいえ、防腐作用のある成分を極力少なくすること、界面活性剤によるベタつきを作らないこと。私たちが大切にしていることです。



本当の潤いは、肌表面に残っているものではなく、表面のわずか2㎜程の表皮の中が潤っていることだと思います。

使用後すぐにサラサラになるからといって、潤っていないわけではありません。
これがZIGENのオールインワンフェイスジェルやアクアハンドジェルが、潤うのにベタつかない、というテクスチャを実現している1つの要因です。

洗い流すものに関しては、香りがついていても良いと思います。ただ、潤いを与える働きのあるものに関しては、無理につけない選択をしていこう、私たちはそう思っています。

たくさんのものの中から、自分に合ったものを選ぶことはとても難しいものです。その中で、選ぶ基準の一つが、使用感。
ベタつき=潤いだから仕方ない、そんなことはありません。
ただそう考えずに、ちょっとだけ、これ本当の潤いなのか、本当の潤いは何なのか、そして、自分にとって使いやすいものは何か。考えてみるのもいいのかもしれません。

この記事を書いたのは・・・

ZIGEN株式会社 商品開発・CS管理担当
・化粧品成分検定1級合格
・化粧品成分上級スペシャリスト
・国際薬膳食育師

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