男だって乾燥する!男だから乾燥する!?

男性向けの化粧品というと、スッキリ!サッパリ!爽快!
そんなタイプのものが多いですよね。

でも、お肌の乾燥に悩む男性は多いもの。
さらに、そもそも乾燥していることに気付いていない方も多いのです。

そして、実は男性の方が肌が乾燥しやすい要素があります。

今日は、そんな肌の仕組みと、スキンケア方法についてお話していきたいと思います。

男性の肌は水分が少ない!

男性と女性の肌には大きな違いがいくつかあります。
その中の1つが「水分量と油分量の違い」です。

女性の肌は、水分量が多く、油分が少な目。キメが細かく滑らか、という特徴があります。
それに対して男性は、水分量が少なく、油分は多め。キメや毛穴が大きく皮膚も厚くなりやすいという特徴があります。

油分が多いと聞くと、一見、乾燥とは無縁に思えますが、健康な肌に必要なのは、水分と油分のバランス。
どちらが不足しても、乾燥しやすくなるのです。

男性はシェービングダメージが大!



男性は、一定の年齢になると、日々シェービングをする必要がでてきます。
ヒゲだけがなくなればよいのですが、シェービングの際には、必ずお肌の角質層を一緒に削ってしまいます。

肌の角質層は肌の潤いを保持するだけでなく、外的な刺激から守ってくれるお肌の要塞。ここがダメージを受けやすくなってしまうのですね。

また、女性と異なり、日々メイクをする習慣のない男性の場合は、大気の汚れや紫外線をダイレクトに肌に受けてしまいます。

女性よりも男性の方が肌が強そうに思えますが、実は、思っている以上に過酷な環境に置かれ、乾燥しやすくなっているのです。

男性の肌の乾燥を進めてしまう理由やNGケアとは?

  • NGケア①: 保湿をする習慣がない
  • NGケア②: そもそも乾燥している自覚がない
  • NGケア③: 刺激の強いアイテムを使う

NGケア① 保湿をする習慣がない

男がスキンケア?何もしてないよ。

まだまだ、このように仰る男性は多いです。
朝は水洗顔だけ。夜はとりあえず洗顔料で洗顔だけはする。
保湿をするとしても、化粧水を少しつけるだけ。

保湿ケアの重要性を認識していない時に多いパターンです。

ここがミス!
乾燥は肌トラブルの元

洗顔後は、肌が最も乾燥しやすいタイミング。
ここで保湿ケアをしないでいると、肌の水分がどんどん奪われていきます。
そうなると、皮脂の大量分泌や、テカリ、毛穴トラブルの原因にもなりかねません。

また、乾燥しているお肌は、シェービングの際にヒリヒリする、出血するといったトラブルも起こしやすくなってしまいます。

これが正解!
洗顔後には必ず「保湿」すること

洗顔後は肌の水分がどんどん蒸発していきますから、できるだけ早く保湿ケアをしましょう。

角質層に水分がきちんとあるうちに、潤いをキープできるようにするだけでなく、洗顔で弱アルカリ性に傾いたお肌を、健康に働くことのできる弱酸性に戻すためにも、保湿剤を使う重要性は高いんですよ。

サラっとした化粧水をちょっとつけるだけでは、潤いキープ力が心配です。

ベタベタした油分のある製品を使う必要はありませんが、セラミドやアミノ酸といった肌がもともと持っている保湿因子と同じ保湿成分が入っているものがおすすめ。

また、ジェルタイプのものは、肌に密着しやすく、蒸発しにくいです。液だれもせず、使いやすい点もメリットですよ。

NGケア② そもそも乾燥している自覚がない

実はとっても多いのがこれ、乾燥していることに気付いていない、というパターン。
まずは、自分のお肌の状態をしっかり知りましょう。

ここがミス!
洗顔後、肌がつっぱるのは「乾燥」の証

洗顔後、
肌がつっぱるのは、汚れが落ちた証!
洗顔後ってこんなものじゃないの?

そんな風に考えている方も案外多いのです。

日中、肌がパリパリしていても、いつもこんなものだからと、乾燥と結び付けて考えていない方も。

手の甲の乾燥はよくわかりますよね。ここは皮脂が少ないのでわかりやすいだけ。
常に外に露出しているお顔も肌も、同じように乾燥しているのです。

これが正解!
どんな肌質でも「保湿」は必須

どんなお肌でも保湿ケアは必須!
朝晩2回は、きちんと洗顔+保湿ケアをしてあげましょう。
お肌が柔らかくなったと感じますし、トラブルも起こしにくくなりますよ。

カサカサで粉をふくようになって初めて、乾燥していると思う人もいますが、これは乾燥が酷くなった状態。
理想は触った時に手のひらが吸い付くようなしっとり感です。

ベタつくのがキライだから、と保湿ケアを嫌う方も多いですが、アイテムをきちんと選べば、不快なベタつきもなくケアできます。
そういう方は、オイルフリーのアイテムを探してみてくださいね。

NGケア③ 刺激の強いアイテムを使う

冒頭にも書きましたが、男性向けの化粧品というと、スッキリ!サッパリ!爽快!
これぞ男のスキンケア!と感じていませんか?

ここがミス!
知らぬ間に肌のダメージになっていることも

男性向けの化粧品は、メントールやアルコールの配合された、清涼感の高いものが多いです。また、洗顔もスクラブが入っていたり、脱脂力の強いものも多いですね。

使った瞬間は爽快ですが、使い方や組合せによっては、肌の刺激になったり、乾燥しやすい状態を作ってしまうような場合も。

自分のお肌の状態をしっかりと見極め、きちんとアイテムを選びましょう。
ゴシゴシ洗いや、すすぎが不十分、といったことにもご注意を!

これが正解!
まずは皮脂を抑えるデイリーケアを

洗顔後に突っ張る、髭剃りがスムーズにできない、そんな時は、肌が乾燥していることが多いです。

保湿成分や整肌成分が配合され、潤いのある洗い上がりになる洗顔料を選びましょう。

スクラブも種類によっては、毎日ゴシゴシ洗いになってしまい、肌を傷つけてしまうことも。スクラブ配合の洗顔料を選ぶときは、スクラブの素材にも注目してみてくださいね。

また、保湿剤の選び方も大切です。
つけた後、数分経ってからの肌の状態を大切にしましょう。ベタつかず、さらっとしているのに、肌が柔らかく、もちっとしているのが理想です。

保湿後、肌表面のベタつきが気になる場合、それは、保湿成分の潤いではなく、界面活性剤の質感であることも。界面活性剤は非常にベタベタした性質を持っているからです。

ベタつく保湿はイヤ!と感じる方は、「界面活性剤フリー」「オイルフリー」のアイテムがおすすめですよ。

香りで癒されるのもよいですが、精油を配合するには、界面活性剤が必要になります。
ベタつきたくないならば、無香料のアイテムを選ぶとよいかもしれませんね。

洗顔の際は「時間・水温・すすぎ」に注目!



湿度やエアコン、紫外線といった外的や乾燥の理由もありますが、やはり、一番肌が乾燥をしやすくなるのは、洗顔の時。

洗顔の際には、「短時間で手早く洗う」こと。

また、「水温はぬるま湯」が最適です。
水温が低いと皮脂汚れが落ちにくくなりますし、水温が高いと必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥しやすくなってしまいます。

そして、すすぎはしっかりしましょう!
洗い残し、すすぎ残しは、お肌のトラブルの引き金になってしまいます。

日々の洗顔を見直すだけでも、お肌の調子は全く変わります。
簡単なことなので、是非試してくださいね。

まとめ

男性の肌は、自身で思っている以上に乾燥しやすいです。しっかりとスキンケアしてあげることで、若々しく、清潔感のある肌も作ることができます。

様々なアイテムの中から、自分に合ったものを探すのは難しいことかもしれませんが、お肌のためによいもの、潤った肌を作れるものを選んでくださいね。

男がスキンケアなんてカッコ悪い!
そんな時代はもう終わりました。
アイテム選びに困ったら、女性に聞いてみるのもオススメですよ!

大切なあなたのお肌。大切に扱ってあげてください。

この記事を書いたのは・・・

ZIGEN株式会社 商品開発・CS管理担当
・化粧品成分検定1級合格
・化粧品成分上級スペシャリスト
・国際薬膳食育師