とにかく毛穴が気になる!毛穴の悩みは消すことができるのか?

男性の毛穴悩み

男女、さらに年齢を問わず、お肌のお悩みで上位に必ず入るものといえば、
「毛穴」に関するお悩みです。

そのお悩みは多岐に渡り、開き・つまり・黒ずみ・角栓…と様々。

普段の洗顔では解消せず、専用アイテムを使ってみてもなかなか解決しない…
ケアに苦戦している方も多いのではないでしょうか。

今回は、毛穴ケアでやってしまいがちなNGケアと、プラスαで行うといい情報をお話します。

ケアが難しい毛穴

美容の面からは、なければいいのに!と思われる毛穴ですが、実は、とても大切な存在。様々な役割があります。

外部からの異物の侵入や刺激を防いで肌を守ったり、皮脂を分泌して肌に膜を作り、水分を保持してうるおいを保つ役割のほか、体温調節にも欠かせません。

毛穴はこのように排泄器官としての働きもあるため、汚れやすい部分でもあります。
さらに、表面に出ている部分はわずかなので、非常にケアが難しい場所。

代表的な毛穴のお悩みは
・開き
・つまり
・黒ずみ
・角栓

といったものがあげられます。
実はこれらは、全て連動して起きているように思います。

  • 皮脂の分泌が増える
  • 毛穴が開く
  • 皮脂と不要な角質が混ざって角栓ができる
  • 角栓の先端が酸化して黒くなる
  • 皮脂が外に出られず毛穴が詰まる…

そして、最悪、ニキビの原因になってしまう…そんな経験ありませんか?

さて、この元凶となるものは何でしょう?

それは「乾燥」です。

乾燥すると皮脂の分泌が増えるだけでなく、肌が固くなり、毛穴の伸縮が悪くなってしまうことで毛穴のトラブルが起きやすくなってしまいます。

特に男性は、男性ホルモンの影響で皮脂が多いだけでなく、肌も角質も厚くなりがち。
より、トラブルが起きやすくなってしまうのです。

毛穴のケアは、スキンケアとインナーケアを同時に行うことがカギになります。

これはOK?NG?毛穴ケアで負のループを生まないためには?

毛穴ケアでの代表的なNGケアを上げてみましょう。

  • NGケア①: 洗浄力の強すぎる落とすケア
  • NGケア②: 保湿が足りていない
  • NGケア③: 不要なパックやピーリング

NGケア① 洗浄力の強すぎる落とすケア

オイルクレンジングやピーリングなどの過剰な毛穴ケア

毛穴に悩む方は「落とす」アイテムに目が行きがち。
汚れを落とすことは決して悪いことではありません。

でも、徹底して落とす!とやりすぎていませんか?

ここがミス!
落とし過ぎはかえってNG

例えば、汚れが落ちやすいオイルクレンジング。
油性の汚れは油性でしか落とせないため、皮脂やメイクによる汚れに有効ですが、界面活性剤を多く含んでおり、洗浄力は強め。肌に刺激となったり、乾燥を招くことも。

また、角栓はタンパク質を含む汚れのため、酵素の入った洗顔料も有効ですが、こちらも複数の酵素が入っていて、脱脂力の強いものの場合は、乾燥の原因に。

よくある、毛穴汚れ専用のアイテムを含め、このようなアイテムをピンポイントでなく、日々使い続けることや、綺麗にしたい一心で1日に何度も使ったり、長時間使ってしまうことは、肌の乾燥を招き、結果的に皮脂を増やしてしまったり、毛穴の伸縮を悪くすることに繋がってしまう可能性があります。

これが正解!
乾燥するほど落としすぎない

勿論、落とすケアは大切です。
不要な汚れは落とし、清潔に保ちましょう。

毛穴は酸性で閉じ、アルカリ性で開く性質があるため、弱酸性の洗顔料よりも、石けんや、石けんをベースとした弱アルカリ性の洗顔料がおすすめです。

石けんは、角質汚れも落とす働きがあるため、わざわざピーリングをする必要も減ります。 ただし、石けんだけですと、ある程度の脱脂力があるため、お肌が乾燥しやすい方は、石けんベースで、美容成分も配合された洗顔料が安心かもしれませんね。

NGケア② 保湿が足りていない

あれこれ与えると毛穴が詰まりそうだから、と軽めの保湿にしていませんか?
また、男性はもともと、丁寧な保湿をしない方が多いもの。
朝は水洗いをするだけで保湿はしない、夜は洗顔後に化粧水だけ。

それでは潤いが不足しているかもしれません。

ここがミス!
黒ずみや詰まりの原因に

潤いの不足した肌は固くなり、ごわつくため、毛穴の伸縮も悪くなり、皮脂がスムーズに分泌されにくくなってしまいます。
またターンオーバーが乱れ、肌の表面に不要な角質が増えてしまうと、皮脂と混ざって角栓となってしまいます。

角栓が大きくなれば毛穴が広がって見えますし、角栓の先端が酸化すると黒ずみになってしまいます。

これが正解!
保湿は丁寧にしましょう!

洗顔後は丁寧に保湿を。
さっぱりタイプのものを使っても構いませんが、アルコールが配合されているものは揮発する際に肌の水分を一緒に奪ってしまいます。

乳液やクリームといった油分の多いものを使う必要はありませんが、化粧水だけでは少し心もとない場合も。美容液やジェルを追加して、しっかりと潤いを与えてあげましょう。

また、シートマスクで集中的にケアするのもオススメです。

成分を選ぶときは、ヒアルロン酸、コラーゲンといった保湿成分だけでなく、セラミド、アミノ酸、ビタミンC誘導体や、ハマメリスエキス、話題のツボクサエキスなど、潤いを与える成分+毛穴対策が出来る成分の入ったものもいいですね。

NGケア③ 不要なパックやピーリング

角栓と取り除くためにベリっと剥がすようなパックや、角栓がポロポロとれるとうたわれているようなピーリング剤。試したことはありませんか?

ここがミス!
角質層をはぎ取らないで!

お肌の潤いを守っている角質層は、肌表面のわずか0.02mmほどの場所です。
ここはバリア機能も担っている、とても大切な部分。

角栓や黒ずみだけがとれればよいですが、その際には、角質層も傷つけてしまいがち。
また、角栓が急に毛穴からなくなると、毛穴は非常に無防備な状態になってしまい、外部刺激から肌の深い部分を守れなくなってしまいます。

ピーリングによるメリットもありますが、必要以上に行ったり、強い刺激や摩擦を与えることは、肌へのダメージや新たなトラブルに繋がってしまいます。

これが正解!
一気に解決しようとせず、じっくりケア

毛穴のお悩みは、時間をかけて起きてしまうことが多いです。
これを一気に解消しようとするのは難しいこと。

石けんベースの洗浄料で汚れをきちんと落とす、肌を丁寧に潤す、この日々の地道なスキンケアをコツコツ続けていくことが、実はお悩み解決の近道なのです。

まずは、毛穴を詰まらせないために、皮脂の通り道をきちんと作ることが大切ですよ。
そのためには、潤った肌を作り、毛穴の伸縮を良くしてあげましょう。

どうしても毛穴の汚れが気になる時には、蒸しタオルでホットパックをして毛穴を緩めてから洗顔するといいですよ。その際は、火傷をしないように温度には気を付けて!

インナーケアをプラス!

毛穴悩みにこそインナーケアを

インナーケアで毛穴がどうなるの?と思われるかもしれません。

毛穴の悩みを持つ方が併発しやすい、小鼻のキワの赤み。
これは、亜鉛が少し不足しているときに起きるサインの一つ。

また、鉄分が不足していると、肌の透明度が下がるだけでなく、毛穴が広がって見えます。

肌の元となる良質なたんぱく質をきちんととること、そして、ビタミン・ミネラルをきちんと補うことで、代謝をスムースにすることも大切なんですよ。

まとめ

毛穴トラブルのケアは、「落とすことと同じだけ保湿にも目を向けること」「日々コツコツと地道なスキンケアをすること」が大切です。

今すぐどうにかしたいのに!と思うこともあるかもしれません。
でも、きちんとケアしていると、あれ?そういえば気にならなくなった!という日がやってきます。

毛穴をキレイにする!という目線を、「肌を労わる」という目線に変えてみてください。きっと、お肌も変わっていきますよ。

この記事を書いたのは・・・

ZIGEN株式会社 商品開発・CS管理担当
・化粧品成分検定1級合格
・化粧品成分上級スペシャリスト
・国際薬膳食育師