夏の醍醐味マリンスポーツ。このままだとできなくなる！？深刻な海の環境問題まで詳しく解説！

前回は、夏のアウトドア（陸編）の楽しみ方からアウトドアに潜んでいる危険まで解説しましたが、
今回は、夏のアウトドア（海編）の楽しみ方から、海の危険について、徹底的に解説していきます！

海は暑い夏に誰しも行きたくなる場所。
地平線に沈む夕日、波の音、冷たくて心地良い水、
友人と楽しいひと時を過ごせる海の家、何をしても楽しい思い出になるのは間違いないです。

それに加え近年は、スキューバダイビング・サーフィン・カヤック・シュノーケリングといった、
マリンスポーツも多くの人に親しまれています。
海は楽しいことが多い反面、怖いことも多くあるので、
陸と同様、無理のない安全な行動をすることが大切です！

多くの方を虜にするマリンスポーツの魅力

海のアウトドア（マリンスポーツ）の魅力と言えば、やはり美しい海を全身で感じられることです。

特にダイビングやシュノーケリングは、水中を楽しむマリンスポーツですので
陸では見ることのできない美しい景色や魚達に出会うことができます。
先が見える抜群の透明や一面に広がるサンゴ礁に出会うことができた時には、
言葉にできないほどの感動を感じてしまいます。

日常を忘れて自然の中に身を置くことで、心身ともにリフレッシュできるのです。
つまり、海も陸と同じようにリフレッシュできることがマリンスポーツの魅力ということです！

夏をより一層盛り上げるマリンスポーツとは…

猛暑が続く夏。海に出かける方が多くなりますよね。
そこまで多くの方を惹きつけるマリンスポーツの代表的なものを厳選してご紹介！
この夏にマリンスポーツを考えている方は必見です！

サーフィン

マリンスポーツの代表格と言えばやはりサーフィン。

夏だけでなく1年を通してサーフィンをする方は多く、
また生涯の趣味としてサーフィンを選ぶ人も少なくありません。
また、波の上に立ち滑走する爽快感は、一度味わえばその魅力に取りつかれる人も多いようです。

サーフィンは健康に良い影響を与えるスポーツでもあります。
波を追いかけることで、全身の筋肉を使い、体力や筋力をアップさせることができます。
さらに、サーフィンをすることで、心肺機能も向上し、ストレス解消にも効果があります。

この他にもサーフィンのメリットは数えきれないほどあります！

なかなか波に乗ることができず難しい分、
乗れた時の感動や他にも与えてくれるメリットを考えると、
この夏挑戦するマリンスポーツとして文句なしですね！

サーフィンを始めると様々な海で波に乗りたくなり、アクティブな生活が送れるようになります！
また、1年中できるマリンスポーツなので、夏が終わっても有意義な時間を送れる最高の趣味にできますね！

ダイビング

ダイビングといっても、実はいくつか種類があることをご存知ですか？

• ・スキンダイビング
• ・フリーダイビング
• ・スキューバダイビング

このうち、マスク・シュノーケル・フィンのみを身につけてやるダイビングが
スキンダイビングとフリーダイビング。
空気タンクを背負いつつ様々な器材を持ってやるダイビングがスキューバダイビングです。

この３種類の中でも、特におすすめなのがスキューバダイビング！
スキューバダイビングは、読んで字の如く、
「Self Contained Underwater Breathing Apparatus（自給気式水中呼吸装置）」を使用したダイビング。
海中で自由に呼吸をし、それぞれの思うがままに海中の世界を楽しむマリンスポーツです。

スキューバダイビングは「非日常感、浮遊感、冒険感」があり、
海の生き物やダイビング仲間との出会いがあり、それらの魅力に引き込まれハマってしまう方が多いです！

海中という青の世界で空を飛んでいるかのように自由に泳ぎ、沈船などを探し冒険する。
一面に魚や海の生き物がいて、一人ではなく「バディ性」で行動する。
これは想像するだけでワクワクしますね！

ダイビングスポットは多くあるみたいなので、この夏のリフレッシュに最高ですね！

シュノーケリング

シュノーケリングは「シュノーケル」と呼ばれる呼吸するためのパイプを付け、
比較的浅い水中を遊泳するマリンレジャーのひとつです。
シュノーケル、マスク、フィンの3点を装着することで楽しみます。

シュノーケリングとスキューバ・ダイビングの違大きな違いは、散策方法です。
シュノーケリングは基本的に海に潜らず、水面に浮いたままの状態で海を散策します。
慣れてくると多少潜ることもありますが、息継ぎのために海面へ戻ってくる必要があるため、
長時間の潜水を目的としていません。
逆にスキューバダイビングは完全に潜ります。

シュノーケリングは、マスクをつけているので水中をしっかり見ることができます。
泳ぎながら、あるいは水面にぷかぷかと浮かびながら、
色とりどりの魚たちやサンゴ礁などの生物が息づく海中世界をゆっくりと観察できることが
最大の魅力です。
ライフジャケットを着ておけば安心なので、子供連れの家族でも楽しい時間になること間違いなしです！

シーカヤック

シーカヤックは自分の手で漕いで海上を進むボートです。
海上をボードで進むものに、カヌーもあります。

カヌーとカヤックの違いは使用するパドルの種類。

• ・「シングルブレードパドル」・・・水かきが片方にしかついていない
• ・「ダブルブレードパドル」・・・水かきが両方についている

「シングルブレードパドル」を使用するのがカヌー、
「ダブルブレードパドル」を使用するのがカヤックです！

1人乗りや2人乗りなど複数人で乗れるものもあり、家族や友達と一緒に楽しむことができます。
シーカヤックは、波の少ない穏やかな海で、のんびりと海の上でくつろぎを味わえるのが
醍醐味ではないでしょうか。
日常の忙しさを忘れてのんびりマリンスポーツを楽しみたい人にはぴったりですね！

その意識では危ない！？マリンスポーツの注意点

マリンスポーツは友人や家族と一緒に体験すると、とても楽しい時間を過ごせる夏の醍醐味。
しかし、遊び方や間違った行動をすると命を落とす危険性があることを忘れてはいけません。

安心安全にマリンスポーツを楽しむため注意すべきポイントをご紹介！
ぜひ覚えておいて下さいね！

海の状況は細かくチェック

マリンスポーツは海で行うスポーツのため、荒れた海の中で無理して挑戦するのは非常に危険。
海は短時間で表情を変えるため、夢中になりすぎて海が荒れていることを忘れないようにしましょう。

特にサーフィンでは荒れた海で大きな波がある方に挑戦したくなる方もいるかと思いますが、
絶対に無理だけはせず、テンションがあがっても、本当に自分に乗れるのか、
自分の力量を落ち着いて考えることが求められます！

単独行動はNG

海は広いので、水に入ると距離感も分かりづらく、景色も同じように見えてしまいます。
誰にもなにも言わずに単独行動をしてしまうと非常に危険です。

水中のダイビングやシュノーケリングしてる際に、
水を飲み込んでしまったり体に異変が起きた際にパニックになってしまいます。

その時に周りに人がいない、声が届かないとなると、
さらにパニックになり自分ではどうしていいか分からなくなります。

一番安心なのはプロの方がいるショップで、プロのインストラクターと一緒に楽しむことですね！

日焼け

海は遮るものがなく露出が多く、海面で反射して我々に容赦なく降り注いできます。
日焼けは「火傷」の一種。
肌にとっては大きなダメージなので、日焼け止めは必須です！

焼かない為には水に強いものを使用し、こまめに塗り直すことで効果が期待できますよ！
マリンスポーツに夢中になっていても、忘れないように心がけてくださいね。

対策はしたけど今日は日焼けしてしまったな…と感じた場合は、
化粧水やフェイスマスクで、お肌に十分に潤いをチャージしてください。

日焼けはシミ、しわなど将来様々な形で現れるので、今は気にしてない方も対策をすることが求められます。

このままだと海で遊べなくなる！？海の環境問題

マリンスポーツは海がないとできないスポーツです。
しかし、海では様々な環境問題が起こっていることをご存知ですか？

海洋プラスチックや廃棄物・生活排水などを原因とする海洋汚染、資源の乱獲による生態系の破壊、
CO2濃度の上昇による海面上昇、海水温上昇など…問題は年々深刻化しています。

プラスチックごみは、少なくとも毎年800万トン、多くて1,200万トンが世界中の海に流れ着いています。
この数は毎年増えており、2050年までに海の中に存在するプラスチックの重量が
魚の重量を超える可能性があるとも言われています。

プラスチックは海に流れ着くと、ウミガメなどがプラスチック製のポリ袋をクラゲと間違えて誤飲してしまい、
消化器官を詰まらせたりして命を落としてしまっています。

ウミガメ以外にも、毎年世界中で10万匹以上の海に棲む哺乳類が、
プラスチックを誤って摂取したり海洋ゴミに絡まることで命を落としています。

生活排水とは、炊事や洗濯など一般的な人間の生活に伴って生じ排出される水のことで、
普段我々が使用している洗剤やシャンプーなどが海に流れ着き影響を与えているいうことです。
何気なく使用しているものでも、その数が大きくなればとてつもない悪影響になるのです。

海には様々な生物が生息しています。
我々と同じ生き物です。
人が出したゴミや使用した成分で海を汚して海の生物に影響を与えることは絶対にしてはいけません。

共存していくために、環境のことをもっと考え配慮した行動や商品を使うことは、
感動や興奮を与えてくれる海に対してのマナーだと思います。

小さな行動が環境を変える

世の中にある全ての商品が海に悪影響を与える商品というわけではありません。
日焼け止めやシャンプーなどが海に悪影響を与える要因になるのは、使用されている成分の問題。

シャンプーや食器用洗剤は泡立ちが良いですよね？
実は、海に悪影響を与える成分が関係しているのはご存知ですか？
ずばりそれは…「合成界面活性剤」
この成分は水に分解されず多くの家庭から海に流れ出るため、海を汚す原因の一つになっています。
「合成界面活性剤」は泡立ちがよくなるのが大きな特徴のため、
残念ながら多くの生活用品に使用されています。

また、春先から夏に使用することが多くなる日焼け止めにも実は海を汚す科学物質が入っています。
「日焼け止めなんて大した量じゃない。」と思う方もいるはず。
ですが、日焼け止めを塗って直接海に入ることで少しずつ海に悪影響を与えてしまいます。

世界中の海で問題視されている、海洋生物の大切な住処「サンゴ礁」が白化し死滅する現象。
一般的な日焼け止めに含まれている「紫外線吸収剤」という科学物質も一因と言われています。
実際に2021年1月より、ハワイやパラオでは販売禁止の法律も制定されています。
「紫外線吸収剤」が入った日焼け止めを身体に塗り、そのまま海に入ることで、
サンゴ礁の白化し死滅させてしまいます。

「合成界面活性剤」や「紫外線吸収剤」を使用していない商品は海洋生物を守る取り組みになります！

綺麗な海と生物を守るおすすめアイテム

ZIGEN　オールインワンスカルプシャンプー（全身洗浄剤）

ZIGENのオールインワンスカルプシャンプーは「合成界面活性剤」不使用。
洗浄成分はシャンプーでは珍しく、水に分解される「純石鹸100%」を使用。
さらに石鹸は皮脂汚れに強く頭皮の毛穴や髪にこもったじっとり汚れ、
ベタつきをスッキリ洗浄し健やかな頭皮環境へ整えます。

他にも、臭いへの抑制効果がある「カキタンニン」を配合。
頭皮の臭いや汗、ワキなど、気になる全身の臭いを抑制します。
オールインワンタイプなので頭皮・髪・全身まるごと洗え、持ち運びに便利なので、
マリンスポーツ後のシャワーにピッタリのアイテムです！

ZIGEN　ノンケミカルUVシールド（日焼け止め）

ZIGENの日焼け止めは、ノンケミカル処方（紫外線吸収剤不使用）で肌にも環境にも優しい日焼け止め。
SPF50/PA++の紫外線カット効果で、肌老化シミ・シワ・たるみの原因となる光ダメージから肌を守ります。
塗ってすぐにサラリとしたつけ心地。
UVクリーム特有のベタつき感がないのでストレスフリーにご使用いただけます。

汗・皮脂に強く、ベタつかずマリンスポーツにも大活躍。
さらに、クレンジング剤不要、石鹸で簡単に落とせるので、
荷物がかさばりたくないアウトドアには嬉しいアイテムです。

マリンスポーツと海

夏の醍醐味であるマリンスポーツ。
これは海があってこそできるスポーツです。
このままだと、シュノーケリングやダイビングをしても
ゴミだらけの水中しか見ることができないかもしれません。

今年の夏、マリンスポーツに出かける方は海に感謝して楽しむことで、
今までは海洋問題についてそこまで気にしていなかった方も
環境問題への取り組み方が変わるきっかけになるかもしれませんね！
お出かけする際は、今日紹介したことを意識して安心安全な時間をお楽しみください！