その手荒れ、なぜ起こる?男女が知っておくべきハンドクリーム選びの基本
執筆:ZIGEN株式会社 山下
手は、年齢やライフスタイルが最も表れるパーツの一つです。
特にこれからの季節、乾燥や水仕事、アルコール消毒などで
カサカサになったり、ひび割れたりして、つい隠したくなる……。
そんな悩みを抱えている人は、男性も女性も多いのではないでしょうか。
実は、その手荒れ、単に保湿が足りないのではなく、手荒れの原因を正しく理解し、
自分に合ったハンドケアアイテムを選べていないことが原因かもしれません。
今回は、手荒れの原因から、
男性も女性も共通して知っておきたいハンドケア選びの基本まで、徹底解説していきます。
正しい知識を身につけて、自信を持って見せられる美しい手を目指しましょう。
手荒れが起こる3つの原因
手荒れは、特別なことではなく、誰にでも起こりうる生理現象です。
その主な原因は、手の肌が持つ「バリア機能」の低下にあります。
バリア機能とは、肌の水分を保ち、外部の刺激から守る大切な役割のことをいいます。
以下の3つの要因は、このバリア機能を著しく低下させ、手荒れを引き起こします。
外部からの刺激
手は、顔や体よりも常に外部の刺激にさらされています。
特に以下の要因は、手のバリア機能を著しく低下させます。
水仕事と洗剤: 水分は肌を乾燥させ、洗剤は肌の天然の油分を奪います。
アルコール消毒: コロナ禍以降、頻繁に行うようになったアルコール消毒は、手軽な一方で肌の水分を蒸発させ、乾燥を加速させます。
乾燥した空気: 10月に入り、空気が乾燥し始めると、肌の水分が奪われやすくなります。
血行不良
手先が冷えると血行が悪くなり、肌の再生に必要な栄養が届きにくくなります。
これにより、肌のターンオーバーが乱れ、手荒れが治りにくくなります。
特に冷えやすい女性や、エアコンの効いたオフィスで一日を過ごす男性は要注意です。
摩擦と物理的なダメージ
書類の整理、パソコンのキーボード操作、重い荷物を持つなど、
日常的な動作による摩擦も手荒れの大きな原因です。
特に爪の周りは、乾燥しやすく、ささくれや二枚爪の原因にもなります。
手荒れが与える意外な印象とは
「手荒れは仕方ない」と放置していませんか?
カサカサした手やささくれは、あなたの印象を大きく左右します。
実は、男性の肌は女性よりも水分量が少なく、皮脂の分泌が活発なため、
一度乾燥すると手荒れが進行しやすい傾向にあります。
手荒れが与えるネガティブな印象を知り、今日からケアを始めましょう。
ビジネスシーンでの信頼感
ビジネスの場では、手は非常に見られています。
たとえば、取引先との握手や名刺交換の際、手荒れがひどいと、
相手は無意識のうちに「自己管理ができていないのではないか」「細部に気を配らない人だ」
といった印象を抱いてしまうことがあります。
プライベートでの魅力
プライベートな場面でも、手はあなたの印象を大きく左右します。
デートや食事の際、カサカサした手や荒れた指先は、相手に不潔な印象を与えてしまうかもしれません。
放置すると危険な肌トラブル
手荒れを放置すると、単なる乾燥で終わらず、
ひび割れやあかぎれに発展し、痛みや出血を伴うことがあります。
そうなると、日常生活にも支障をきたし、書類を触ったり、
キーボードを打ったりする些細な動作すら苦痛に感じてしまいます。
さらに、手荒れが悪化すると、外見的な印象にも悪影響を与えます。
例えば、ひび割れた手や痛々しい指先は、相手にネガティブな印象を与えかねません。
たかが手荒れと思わず、早めにケアを始めることで、
深刻な肌トラブルを未然に防ぎ、いつでも自信を持てる手元をキープしましょう。
手入れの行き届いた清潔感のある手は、
プロフェッショナルな姿勢や優しさ、そして信頼感を相手に伝えます。
ビジネスシーンでも、プライベートでも、あなたの第一印象を左右する重要な要素です。
カサカサした手やささくれがない美しい手は、誠実さの表れであり、相手に安心感を与えます。
また、日々のハンドケアは、単なる美容習慣ではありません。
手元を大切にすることで、ひび割れやあかぎれといった深刻な肌トラブルを未然に防ぎ、
ストレスなく快適な毎日を過ごすことができます。
ハンドケアは、あなたの健康と自信を保つための、欠かせないセルフケアなのです。
ささくれ、しもやけ、カサカサに!ハンドケアテクニック
ハンドケアの効果を最大限に引き出すには、使うタイミングと方法が非常に重要です。
同じアイテムでも、日中と夜間で使い方を変えるだけで、その効果は格段にアップします。
ここからは、手荒れに集中的にアプローチするための
「日中の予防ケア」と「夜間の集中ケア」をそれぞれ紹介します。
日中は、手洗い、アルコール消毒、書類整理、パソコン操作など、手が最も酷使される時間帯です。
乾燥の悪循環に陥らないためには、こまめなケアが欠かせません。
手洗い後にすぐ塗布
手洗い後やアルコール消毒後、タオルで水気を拭き取ったら、
すぐにハンドクリームを塗るのが理想的です。
水分が蒸発する前に保湿することで、肌のうるおいを閉じ込め、
カサカサや乾燥による炎症、ひび割れを防ぐ効果があります。
ベタつかないタイプを常備
オフィスや外出先では、ベタつきが気になってしまうと、頻繁な使用が難しくなります。
デスクやバッグには、ジェルタイプのような速乾性があり、
さらっとしたテクスチャーのアイテムを常備しておきましょう。
これにより、作業の邪魔にならず、摩擦による手荒れの進行を常に防ぐことができます。
爪周りも忘れずに
指先の乾燥は、ささくれや二枚爪の原因になります。
ハンドクリームを塗る際は、爪の生え際や指の間まで丁寧に塗り込むことで、
これらの爪周りのトラブルを予防し、手全体の清潔感を保てます。
夜間は、肌の再生機能が最も活発になるゴールデンタイムです。
この時間を活用し、一日のダメージをリセットすることで、
ささくれ、しもやけ、カサカサなどのしつこい手荒れを集中的に修復しましょう。
入浴後のゴールデンタイム
お風呂上がりは、血行がよくなり、肌が柔らかく水分を吸収しやすい状態になっています。
このタイミングで、油分の多い濃厚なクリームを普段より少し多めに手に取ってなじませることで、
カサカサを改善し、肌の奥までしっかりとうるおいを届けます。
マッサージで血行促進
ただ塗るだけでなく、マッサージを組み合わせることで、さらに効果が高まります。
手のひらを優しく温めながら、指先から手首に向かって円を描くようにマッサージしましょう。
特に、指の関節や爪周りを重点的に行うことで、
血行不良によるしもやけや冷えを和らげる効果も期待できます。
「手袋パック」で集中保湿
クリームを塗り込んだ後、綿やシルクなどの手袋を着用して眠ると、
手の熱がこもり、保湿成分の浸透が格段に促されます。
これは特にささくれやひび割れが気になる箇所への集中ケアに効果的です。
翌朝、驚くほどしっとりとした手肌を実感できるでしょう。
正しいハンドクリーム選びで手荒れは防げる
「ハンドクリームはベタつくから嫌だ」「どれを選べばいいか分からない」
と感じている方は多いのではないでしょうか。
手荒れを根本から解決するためには、正しいハンドクリームを選ぶことが何より重要です。
ここでは、ベタつきが苦手な方でも快適に使える、
ジェルタイプのハンドクリームに焦点を当てて、選び方のポイントを解説します。
手荒れを根本から治す
本当に手荒れを治すためには、単なる油分ではなく、荒れを鎮め、肌を修復する有効成分が重要です。
ここでは、手荒れに集中的にアプローチできる成分を解説します。
油分で表面を覆うだけでなく、肌の内側からしっかり修復することで、根本的な手荒れ対策が可能です。
チェックすべき成分
グリチルリチン酸:肌の炎症を抑える有効成分です。赤みやヒリつき、進行した手荒れによる炎症を鎮め、肌を健やかな状態へと導きます。
アラントイン:組織修復作用を持つ有効成分です。ひび割れやあかぎれ、傷ついた肌の回復をサポートし、荒れた手肌の再生を促します。
さらっと高保湿
「ジェルタイプは保湿力が低いのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、最近のジェルタイプには、肌の角質層まで浸透するセラミドや、グリセリンなど、
高保湿成分がバランス良く配合されています。
油分で表面を覆うのではなく、肌の内側からうるおいを補給することで、根本的な乾燥対策が可能です。
チェックすべき成分
セラミド: 肌のバリア機能をサポートし、外部刺激から肌を守ります。
グリセリン:水分を引き寄せる力が強く、肌の表面にうるおいの膜を作り、しっとり感を保ちます。
天然由来の植物エキス: 肌荒れを防ぎ、健やかな肌へと導きます。
速乾性で選ぶ
従来のハンドクリームは油分が多いため、塗った後に肌に馴染むまで時間がかかり、
キーボードやスマートフォンの操作がしにくいことがありました。
しかし、ジェルタイプのハンドケアアイテムは、水分をベースにしているため、
肌にすっと馴染み、塗布後すぐにサラッとした感触に変わります。
おすすめのシーン
オフィスでのデスクワーク: 塗布後すぐにパソコン作業や書類整理を再開できます。
家事の合間: 料理や水仕事の前にさっと塗って、手軽に保湿できます。
外出先: 電車やカフェで、乾燥が気になった時に手軽にケアできます。
辛い手荒れに終止符!自信の手もと習慣
手は、日々の生活や努力の証です。
仕事や趣味に没頭するほど、手はダメージを受け、手荒れという辛いサインを出します。
しかし、そのサインに気づき、適切にケアすることで、
見違えるほど美しく、自信に満ちた手を取り戻すことができます。
ハンドケアは、単なる一時的な手荒れ対策ではありません。
乾燥やひび割れといったトラブルを根本から防ぎ、清潔感を保つための「大人の新習慣」です。
自分自身を大切にするための投資として、この記事を参考に、
あなたにぴったりのハンドクリームを見つけ、手荒れに悩まない快適な毎日をスタートさせましょう!
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